ネパールの標高3840mプチ移住5日目、コロッケ作りに挑戦

昨日、大家さんのお母さんからたくさんジャガイモをいただいた。とても一人では食べきれないほどあるのでどうしようかと考えていたが、昨日クムジュンのベーカリーでパン粉を手に入れたので、これを使ってコロッケ作りに挑戦してみることにした。


ネパール エベレスト街道 アマダブラム

早朝5時過ぎ、今日は雲が多くて、アマダブラムもかすんでいる。天気予報ではインドのベンガル湾にサイクロンが発生しているとのことで、これの影響かもしれない。


ネパール クンデ コロッケ作り


ネパール クンデ コロッケ作り

さて、コロッケ作りだが、まずジャガイモ20個ほどををゆでるのに1時間半もかかってしまった。やはり標高が高いんで、圧力鍋を使うべきだったか。

肉は週一回のナムチェの市場で買ってこなかったので、今回はジャガイモだけのコロッケ。塩とコショウで味付けをしてから卵とパン粉を付けて揚げてみる。卵はナムチェバザールの週一回の市場でしか手に入らないため貴重だ。隣の奥さんから買ったが、1個では足りなかった。パン粉はやはり日本で売っているようないいものではないため、粒の大小がかなりある。この段階であまりうまくいかないような気がしてきた(笑)。

いよいよ油の中に投入してみると、なかなかおいしそうな焦げ目がつかない。しまいには油の中で崩れてしまった。これはどうしよう?仕方がないので、大きさを半分にしてボール状にしてみた。これでもきつね色にはならないが、油の中で分解は避けられる。しかしなぜ、あのきつね色にならないんだろうか?もしかして標高が高いから???


ネパールクンデ コロッケ作り

形はうまく揚げられなかったが、食べてみるとそれなりにコロッケの味がする。大量に作ったので、まずはジャガイモをいただいた大家さんのお母さんのところに持って行って食べてもらった。言葉が通じないのでよくわからなかったが、コロッケ1個はこの表情で食べてくれた。

ありがとう、おばあちゃん!

投稿者: asiansanpo

元読売新聞東京本社写真部。2016年3月、早期退職し、アウンサンスーチーの新政権が誕生したミャンマーに移り住み、1年半にわたり全土を回りながらミャンマーの「民主化元年」を撮影。2018年9月からは、エベレストのふもと、標高4000㍍の村で変わりゆくシェルパ族とともに9か月間生活した。日本では過疎地を拠点とし、衰退していく地方の実態を体験している。

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