けっこうかわいい顔のマチェンドラナート神

プチ移住していたエベレスト街道のクンデ村から首都カトマンズに降りてきたが、ビザ延長をして、まだ滞在している。ちょうどカトマンズの隣のパタンという街で、マチェンドラナート祭というお祭りが行われている期間だったので、せっかくだから、これを最終日まで見ようとパタンに移ってきた。実はこの祭り、1か月以上にわたり行われる、世界でもっとも長い祭りのひとつらしい。 6月6日、マチェンドラナート神を乗せた山車が、

エベレスト渋滞がすごすぎる

5月25日、今年の春のエベレスト登頂シーズンが終了した。ネパール政府がエベレストへの登頂期間を決めているという。これから夏の雨季になるが、標高が高いところは雨ではなく雪になるため、今は黒く見えるエベレストも夏に雪に覆われて真っ白くなる。 エベレスト山頂付近の登山者の渋滞 (ネパールの英字紙「カトマンズポスト」ウェブサイトから) ところで23日、ネパールの英字紙「カトマンズポスト」に衝撃的な写真が掲

クンデ村にサヨナラ

約半年間過ごしたクンデ村に、いよいよサヨナラするときがやって来た。前日までに借りていた家の大掃除はたいがい済ませ、残っていた食材も大方片づけた。これだけ長い間滞在していると、住んでいたシェルパ族の家にも愛着がわいている。 山を下りる前日の朝、いつも泊まりに来ていた子猫が久しぶりにやって来た。帰る日を決めてからは元の家に帰させようと家に泊めさせなかったので、子猫もあきらめたのか、最近は泊まりに来なか

お別れ料理

いよいよ山を下りる日が近づいてきて、お世話になったクンデ村の人たちに、何かお礼をと考えた。昨年、いったん山を下りた時はジャガイモが大量に残っていたので、日本のコロッケを作って配った。今回もジャガイモは残っているが、同じでは芸がないと思い、インドのサモサもいっしょに作ってみた。中の具は同じジャガイモなので、ゆでる手間が省ける。 まずサモサ。皮の生地となる小麦粉を練って、それにクミンシードを混ぜる。イ

春の祈祷旗交換

エベレスト街道のトレッキングからクンデ村に戻ってきてしばらく経ったころ、突然大家さんの義弟がやってきた。トレッキングシーズン中はいつもゴーキョ近くのロッジで忙しいはずなのでびっくりしていると、今日はお日柄もよく、家に備えている祈祷旗(タルチョ)を交換しにクンデまで降りてきたという。どんなに忙しくても、この儀式だけはやるようだ。シェルパの方々は今でも信仰心が強い。 4月まで寒かったが、5月に入ると最

エベレスト街道の山々

世界中からトレッカーが集まるエベレスト街道。その魅力は、ヒマラヤの山々を見ながら標高をあげていく醍醐味にあるのでは…。せっかくだから、道中の風景をお届けします。 今回アップする写真は、パンボチェから上の山々。プチ移住しているクンデ村やクムジュンからの風景はこれまで何度もアップしていて、なかなかの絶景なのだが、今回はそれよりも標高が高いところ。前にも書いたが、タンボチェまではあまり視界が開けていない

エベレスト街道の村が激変していた!

昨日、エベレスト街道のトレッキングの最高峰カラパタールから見たエベレストについてアップしたが、今回は道中の様子を紹介する。30年ほど前にシェルパ族の村を訪れているが、この間の変貌ぶりに驚いてしまった。 1日目は、プチ移住しているクンデ村から標高3985㍍のパンボチェまで。途中休憩を含めないで、僕の足ではだいたい5時間と予想するが、今回はもっと時間がかかる。というのもクンデ村でポーターを探したが見つ

間近でエベレストの夕焼け、見れた!

クンデ村のプチ移住、ちょっとブログ更新が空いてしまっていたが、富士山よりも高い村で孤独死していたわけではない(笑)。4月20日を過ぎても毎日、雨が降るという悪天候で、さすがにうんざりしてきて、山を下りてカトマンズに戻ろうと決心をした。そして荷物をまとめ始めたら、いやがらせのように雨が降らなくなってきた。しかも寒かった気温が急に上がってきて、天候が変わったと体感でわかった。そこでこのまま山を下りるの

標高3840㍍でストレスについて考えてみた

先日、「子猫の徹底観察」でネコの生態について調べていたところ、野良猫はそのほとんどが子猫の時にストレスで死んでしまうということを知って、かなり衝撃を受けてしまった。ストレスの問題は人間のことだと思っていたが、生き物全部の命にかかわることなのだと改めて考えさせられた。 うちに毎日やってくる子猫はもともと野良猫だ。この子猫もストレスと闘っているのだろうか。確かに、昼間は外に狩りに出かけるが、ネズミなど

共同通信さんに取材していただきました

プチ移住しているクンデ村で、先月末から開いている「青空写真展」(青空ギャラリー)ですが、共同通信さんに取材していただきました。興味を持って取り上げていただけることに感謝!ネット記事はこちら ただネットで見る限り、僕の間抜けな顔写真しか出ていません。肝心のヒマラヤをバックにした青空写真展会場のほうがきれいなので、こちらの方を再びここにアップしておきます(笑)。 ところでこの写真は、バックにタムセルク

Translate »