昨夜から天気が急激に悪くなり、雷鳴轟く中、雪が降り出した。村の人も、もうそろそろ春だろうと思っていた3月末なので、ちょっと積もったらすぐ止むだろうと思っていたら、そのまま降り続き、大雪になってしまった。村は一転、冬景色。
夜明け前、目が覚めてしまったので外を見ると、前に積もったときよりも断然、積雪が多い。登山靴なんて持ってないので、普通の靴だと雪が靴の中に入ってきてしまうほどだ。
この時は雪が止んでおり、雲はまだ少し残っていたが、向かいのタムセルクやアマダブラムがきれいに見えた。
このまま晴れるのかと思いきや、朝になったらまた下からどんどん雪雲が上がってきて、再び雪が降り始めた。もう家の周辺は完全な冬景色!
いつもは放牧に出ている家畜のゾッキョも今日は雪に埋もれている。
しかも昼間なのに室温は4度しかない。思わず「アチュー」と叫んでしまいそう。ちなみに「アチュー」とはシェルパ語で「寒い」という意味で、決して「暑い」ではありません。もう、とにかく早く「春よ来てくれー」と願うばかり…。