とにかく運ぶ!運ぶ!運ぶ!

富士山よりも高いところに住むシェルパ族。自動車道路などないので、物を運ぶのは基本人力。とにかく運ぶことが生活に欠かせない。


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬


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ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬


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小さい子供のころから水くみに行き、年老いては家畜に荷を背をわせて、一生運搬という作業からは逃れられない生活だ。


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 ナムチェバザール


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 ナムチェバザール

エベレスト街道の物資が集まるナムチェバザールの週一回の市場。これだけの物資が各地から運ばれてきて、また購入した人々が各地に運んでいく。なにげなくかごにジュースを入れているが、この量だけでもかなり重いはずだ。それを遠くまで背負って歩いて行く。


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 ヘリ ガスボンベ


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 ガスボンベ


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 ガスボンベ


ネパール エベレスト街道 シェルパ族 運搬 

昔はネパール軍しかもっていなかったへりだが、最近は民間会社が多数運航しているため、物資も下から簡単に空輸できるようになった。ただそれだけ重いものも運ばれてくる。ガスボンベは一個30㎏以上あるが、これを人が運んでいる。すごい!


そして今回、ゴーキョからクンデへの帰り道、今まで見た運搬の中で最も恐ろしい人とすれ違った。クンデに帰る近道を通っていたが、途中がけ下を通らなければならない。その道はものすごい急な階段なのだが、なんとそこを大きな四角い荷物を背負った人が登ってくる。確実に前は見えてないはずで、階段を踏み外したら下に真っ逆さまに落ちていく。もしかすると死んじゃうかもしれないほどの急こう配。遠回りだが、もちろん普通の道もある。なんでこんなところを命がけで登ってくるにか理解できない。シェルパ族の過酷な生活の一端を見た。

投稿者: asiansanpo

元読売新聞東京本社写真部。2016年3月、早期退職し、アウンサンスーチーの新政権が誕生したミャンマーに移り住み、1年半にわたり全土を回りながらミャンマーの「民主化元年」を撮影。2018年9月からは、エベレストのふもと、標高4000㍍の村で変わりゆくシェルパ族とともに9か月間生活した。日本では過疎地を拠点とし、衰退していく地方の実態を体験している。

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