タイ国境のミヤワディへ

パアンからまっすぐ南下する前に、東に向かいタイ国境の街ミヤワディを目指す。この道は最近話題の、ベトナム・ダナンからミャンマーのモーラミャインまでを結ぶ東西経済回廊の西端に位置する。ほかの国ではすでに道は整備されているというが、ミャンマーはどうなっているか走ってみたかったからだ。 パアンの市場 朝6時、ゲストハウスからパアンの市場を見学しにいく。市中心部の市場近くには、イスラム教のモスクもあり、イス

パアンの不思議な村

この日もパアンの郊外を走っていたところ、カレン族の民族衣装を着たおばさんを見かけた。せっかくだから写真を撮らせてもらったところ、「私の後に付いてきなさい」と言って自転車で走り出した。そこから不思議な村に入っていった。 今朝もタンルウィン川へ 不思議な村に行く前の話だが、昨日に続き、今朝もゲストハウスからタンルウィン川へ。同じ時間に対岸から僧侶たちの一団を乗せた小舟が付く。ここの早朝の風景は何回見て

奇岩に囲まれた街パアン

昨日パアンの街に入ってきたときに気付いていたが、この街を囲む山々は今までのミャンマーの風景と違っていて奇岩が多い。ミャンマーの大河タンルウィン川とその奇岩が不思議な光景を作り出して、ミャンマーのほかの地域ではない、とっても魅力的なところだ。 早朝のタンルウィン川 朝6時、ゲストハウスを出て、歩いて5分もかからないタンルウィン川のほとりにたたずむ。ちょうどあたりが明るくなってきたころだが、すでに対岸

バゴーからカイン州の州都パアンへ

バゴーから少し戻り、国道8号線に入る。この道はミャンマー最南端まで続く道で、ここからマレー半島の海岸線に沿って一本道をひたすら南下する旅となる。 寝釈迦のお目覚め 日の出前、昨日行ったマハーゼディーパヤーの仏塔にもう一度登ってみる。朝日が上がり始めると、あたりはだんだん赤く染まっていく。昨日見たミャッターリャウン寝釈迦仏のお顔も見える。もうそろそろお目覚めかな? この高い仏塔の上からはいろいろなも

古都バゴー

ヤンゴンまで70キロのバゴーまで南下してきた。ここは1369年から1539年までモン族の都として栄えた古都。その後、ビルマ族のタウングー王朝の支配を受け、1757年にビルマ最後の王朝となるコンパウン朝によって街を破壊されてしまったという歴史を持つ。寺院などがあまり古さを感じないのは、修復を重ねているからかもしれない。 忘れ去られていたシュエターリャウン寝釈迦仏 バゴーで一番の見どころと言われている

タウングーからバゴーへ

なんだかんだでタウングーに1週間も滞在してしまった。はじめは何もない街で、こんなに長くいるとは思わなかったが、豪華な朝食につられて長居してしまった。さすがに今日は次の目的地、バゴーに南下しよう。 のどかな田園風景 タウングーからバゴーまでは約200キロほどで、しかも最大都市ヤンゴンと首都ネーピードーを結ぶ国道1号線なので、それほど難しい道ではない。午前9時20分、名残惜しいがホテルを出発しタウング

象のお仕事見学

今日はアジア象のお仕事拝見。近くの山中で象たちが木材の運搬をやっているという。ところでアジア象はタイやラオスなどにもいるが、最近では象の保護のために使役を禁止する国がほとんどとなった。象は過酷な労働から解放されたが、逆に仕事がなくなったため観光に使われている。象使いたちはその日の生活にも困っているようだ。ミャンマーのように、今でも象が木材を運搬しているような姿を見られるのは、非常に珍しいことなのだ

カレン族の村

小学校での宿泊をし、今日はカレン族の村を訪れる。その前にジャングルの雲海を見に、ちょっと離れた高台に日の出前に向かう。 熱帯の雲海 熱帯のミャンマーで雲海が見られるとは普通は思わないだろう。しかしミャンマーに限らず、他の国でも11月から2月の乾季の朝晩は相当冷え込む。あたりが赤く染まってきたころ、ジャングルの上に雲海が現れた。 カレン族の村の女の子たち 村の中に入っていくと、学校に向かう児童たちと

2泊3日の撮影旅行

昨夜、ホテルで年配のフランス人のカメラマン夫妻といっしょになった。彼らは仕事でミャンマーの撮影旅行に来ているようだが、2泊3日でカレン族の村と象キャンプを訪れるという。誘われたので、一緒に付いていくことにした。 途中の街の市場で買い出し 午前10時前にホテルを出発。途中の街に立ち寄り食材を調達。今日泊まる村には私たちの食材はないらしく、持参しなければならないという。専属コック同伴の旅行となった。

午前はキリシタンの聖地、午後は仏教の大寄進祭

昨日、道を間違えたどり着けなかったタンダウングーが気になって、今日もう一度挑戦してみることにした。宿の若旦那によると、午後からはタウングー市内で一年に一回の大寄進祭というものが行われるという。 キリシタンの聖地 タンダウングー 午前8時半、ホテルを出発。昨日間違えた分岐点を今日は間違えずに進む。道はかなり標高を上げていく。昨日走った田舎の道と違って、この道は地元バスや乗り合いトラックなどが走ってい

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