人口減少ってそんなに悪いことなの?

久々にネットが自由に通じるところに降りてきたので、世の中の動きなど見ていて、しばらくパソコンの前から離れられないでいる。富士山よりも高いところにいたから、下の世界、特に日本の事情などについてずいぶんご無沙汰となっている。

今年は日本は大変忙しい年なんだそうだ(浦島太郎状態、笑)。年明け早々、株が暴落し円高となっている。5月には天皇が退位して元号が変わるし、参院選もあるという。といっても、こちらとしてはすでに早期退職し、いろいろな雑事から離れたところで平穏に暮らしているので全く気にならない。株は持ってないので関係ないし、円高になってくれたほうが海外プチ移住者にとってはなおさらありがたい。元号だって海外では西暦使っているし、安倍政権がいいことやっているとは思わないので政局も動いてくれたほうがいいと思っている。

日本の新聞は正月紙面で今後の日本を占う記事を掲載するので、この時に新聞を読むと手っ取り早く日本のことがわかる。その中で目につくのが「人口減少という言葉。日本は今後、働き手が少なくなり経済が縮小していくということがどのメディアでもいわれている。人口減少についての記事を見ない日がないくらいで、日本の将来はこの先、お先真っ暗という気がしてくる。ただ、

人口減少ってそんなに問題なんだろうか?

日本の高度経済成長は、人口増のおかげだったという記事を前にどこかで読んだ。日本の人口を調べてみると、昭和の初めは6000万人ほどで、現在は1億2千万人。確かに2倍に増えている。人口が増えれば物を買う人が増え、経済が発展する。僕は、まさにこの日本経済の軌道とともに成長してきた世代なのでよくわかる。そのおかげで日本人の生活は物資に囲まれ豊かになった。今、発展著しいアジアの各国で同じようなことが起こっている。貧しかった人々の生活が向上するのはいいことだ。

けれど経済成長なんて永遠には続かない。安倍政権が官製バブルを引き起こして経済成長させようとがんばっているが、見ての通りで、しょせん無理がある。人口増が経済発展の要因なら、日本の現状ではすでに日本は終わっている。強制して子供を増やすことはできないし、仮に増えたとしても、その効果が出てくるのはのは、その生まれた子供たちがまた出産する時まで待たなければならず、50年先の話だ。人口増による様々な問題も地球規模で発生する。アジアで見てみれば、電力や水不足、食糧の奪い合いによる食糧難(おいしい寿司ネタが中国などに取られているらしい)、大気汚染やごみ問題などの生活環境の悪化など、現在どの国でも対策が追いついていない。人口が増える国があれば減っていく国がないとバランスが崩れ、地球がパンクしてしまう。

もう日本は十分豊かになったのだから、そろそろ満足したらどう?

人は生まれてから急激に成長していき、ピークを過ぎると緩やかに衰えていく。これは自然の成り行きだ。日本は人も高齢化、国も高齢化。これからは国も緩やかに縮小していくのが自然の成り行きではないだろうか。そう考えれば、日本の人口減少も問題とはならないどころかメリットが多い。それによって経済が縮小していくならば、人も生活を縮小していけばいい。すでに生活水準は高いのだから、それでもほかの貧しい国と比べればいい生活ができる。要は縮小していく中で満足できるかどうか。これからは経済的な豊かさを求めていくのではなく、精神的な豊かさを追求していったほうが悲観的にならないで済む。経済的に考えすぎだから、日本は悲観論に覆われてしまう。

こんなことを、富士山よりも高いところから降りてきて、下界の様子を知りながら思った。日本の新聞やテレビを見ていたら悲観的になるのは仕方ないが

もうちょっと楽しく生きようよ!

 

 

 

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