クンデの生活・寒さ

クンデの生活、今回は寒さについて。ここクンデ村は標高3840mのところにあるため、とっても寒いんです。まあ日本でいえば富士山の山頂とほぼ同じ高さなので、そこで暮らしていると想像してもらえれば、その寒さのすごさが分かると思います。 借りている家には暖房がないので、朝方の室温は今の時期で0度。これからどんどん寒くなっていきます。 朝、まだ日が出る前の外は、すでに葉っぱが凍っていて白くなってます。畑はう

ネパールの標高3840mプチ移住16日目、2回目の買出し

今日は金曜日。ナムチェバザールで開かれる市場に週一回買出しに出かける日だ。先週の金曜日はターメに小旅行に行ってしまったため、プチ移住してから今回で2回目となる。もう野菜などはなくなっていて、早く金曜日が来ないかなと待っていた。しっかりここで1週間分買い込んでおかないと、食べ物がなくなることが身に染みた。 前回と同じように、村のオバチャマたちにくっついてナムチェバザールに向かう。まだ朝早いためか、途

クンデの生活・トイレ

クンデ村の生活、今回はトイレについて。 実はプチ移住して一番困っているのは、借りている家にトイレがない事なんです!!! もともとはあったのですが、もう人がすまなくなって25年、外に設置されていたトイレはこわれてしまったが、誰も住まないのでそのままになっているんです。 で、僕はどうしているかって…、ご想像にお任せします(笑) さて、この地方のトイレはだいたいがこんな感じ。家の外にトタンや石などで作ら

ネパールの標高3840mプチ移住13日目、隣の家族と裏山に登る

今日は隣のロッジの奥さんと長男が裏山に登るというので付いていくことにした。出発は6時。単なるピクニックでなんでこんなに朝早いんだろうと思っていたら、今日は夫婦にとって暦上いい日だそうで(奥さんは誕生日に近いいい日”、出稼ぎに出ているご主人にとっては何の日かよくわからなかった)、裏山の尾根の上にたなびいている旗のようなものを新たに飾りに行くのだそうだ。 裏山を登っている途中、対面にそびえたつ名峰カン

クンデ村の生活・水

クンデ村にプチ移住してから、どうやって日々生活をしているのか。時々、この話題をアップしていきます。 まずは水について。プチ移住してから思ったのだが、人間、生活していくのには水が一番大切ではないかな…。残念ながらクンデ村の家々には水道がない。ではどうしているかというと、村の数か所にある共同水場で水くみをしている。 共同水場はこんな感じ。ここで村人はポリタンクなどに水を入れ、担いで家に持っていく。なか

ネパールの標高3840mプチ移住11日目、神に祈る日

ターメから戻った翌日。体の節々に痛みが残る中、午前5時過ぎに窓から外を覗いてみると、村のあちこちから煙が上がっている。 はじめ火事かなとも思ったが、よく見ると村人が庭で何かを燃やしている。 近くに行って聞いてみると、今日はシェルパ族の暦でお日柄がいい日なので、家にお供えしているターシンという旗を3か月に1回、新しいものに取り換える日なのだそうだ。 家から50mぐらいしか離れていないお宅でちょうど作

ネパールの標高3840mプチ移住8日目、ターメに小旅行

住んでいる家のすぐ後ろには、人類史上初めてエベレストに登頂したヒラリーが作ったクンデ病院がある。この病院の紹介は今後するとして、ここの院長がクンデ村から歩いて2時間半のところにあるターメ村に自宅があり、毎週金曜日に帰宅する。自宅はロッジを経営しているというので、彼が帰宅するときに合わせて2泊3日の小旅行をしてみることにした。しかし彼の足では2時間半だが、実際行ってみたら5時間かかった(笑) クンデ

ネパールの標高3840mプチ移住5日目、コロッケ作りに挑戦

昨日、大家さんのお母さんからたくさんジャガイモをいただいた。とても一人では食べきれないほどあるのでどうしようかと考えていたが、昨日クムジュンのベーカリーでパン粉を手に入れたので、これを使ってコロッケ作りに挑戦してみることにした。 早朝5時過ぎ、今日は雲が多くて、アマダブラムもかすんでいる。天気予報ではインドのベンガル湾にサイクロンが発生しているとのことで、これの影響かもしれない。 さて、コロッケ作

ネパールの標高3840mプチ移住4日目、隣村のカフェでケーキ

標高3840mのクンデにプチ移住してから4日目。だんだん生活も落ち着いてきた。今朝は初めてチャー(ミルクティー)を作る。ネパールではいつでもチャーを飲むので、朝に魔法瓶に作り置きしておくのが一般的。これからはネパール流に朝起きたらまずはチャーを作ろう。作り方は隣のロッジの奥さんに教わった。大きな鍋に水を入れ、沸騰したら紅茶の葉っぱを入れる。再度沸騰したら、粉ミルクを投入し出来上がり。この山奥ではフ

プチ移住後、初めて向かえた快晴の朝

買出しの翌日、さっそく空き家の大掃除を始める。これが終わらないことには引越しもできない。空き家の中はリビングと台所の2部屋しかないが、もう28年人が住んでないため埃がすごい。マスクをしてほうき掛けすると部屋中が真っ白。今日中に終わるかな、と心配になったが、夕方までに何とか終了。隣のロッジから荷物を持って引越し完了。 引越し翌日は朝方ちょっと晴れたので髭剃り。日がかげると気温は5度以下になって寒いが

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