インレー湖周辺

バルーンフェスティバルからニャウンシュエに戻ってきたのが今朝午前3時半だったので、さすがに昼頃まで寝ていた。


161112ミャンマー ニャウンシュエのぞみ

とんかつ定食の昼食

昼飯は、宿の近くに日本食レストランがあるというので行ってみた。「のぞみ」という店名で、日本に長くいたミャンマー人が開店したという。とんかつ定食を注文したが、なかなかのボリューム。ミャンマーのレベルでは十分合格点だった。


161112ミャンマー ニャウンシュエ8


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午後からどうしようかと考えたが、時間が中途半端なのでインレー湖周辺をバイクで走ってみることにした。ニャウンシュエはインレー湖観光の拠点だが、街としては小さくて、十分歩いて回れる。インレー湖につながる川はひっきりなしに小舟が行きかっている。ミャンマーの開放政策とともに観光客も増えており、ホテルも激増しているが、地価も急騰しているとのことだった。まあ数年後にはこの街にも大型ホテルができ、さらに大きくなっているだろう。


161112ミャンマー ニャウンシュエ

ニャウンシュエからインレー湖の西岸に向かう。途中、水の中を進む水牛の群れを見かけた。その中の1頭に牛飼いがまたがっていたのだが、その水牛の色が肌色でほかの水牛との色と明らかに違う。普通水牛は黒っぽい灰色なのだが、突然変異でもしたのだろうか。大きめの豚に角が生えているような感じだが、初めて見た珍しい水牛だった。


161112ミャンマー ニャウンシュエのカウンダイ村

カウンダイ村

インレー湖西岸にあるカウンダイ村の入り口まで来ると、なぜか車や観光バスが大渋滞の長蛇の列。まったく動きそうもないので時間つぶしに近くにあった山の階段を登ってみた。上には小さな寺院があり、そこからインレー湖が見えた。偶然だが、素朴な田舎の景色を見下ろせるいい場所発見。。


161112ミャンマー カウンダイ村

インレー湖が見渡せる山の寺院は特に有名ではなさそうで、他に誰もいない。仏様の前で野良犬が昼寝をしているのがミャンマーらしい。ミャンマーでは仏教の教えにより野良犬にエサを配る人たちをよく見かける。日本では野良犬や野良猫にエサを与えると叱られるが、この国は彼らにとって天国だ。

下の車の渋滞は1時間待っても動かないので、諦めて戻ることにした。


インレー湖東岸

またまた時間が中途半端になってしまったが、インレー湖の反対側も見てみたいと思い東岸に行くことにした。

途中、道沿いに人が並んで、銀色のボールを抱えて立っている。ボールの中にはお金が入っているが、これは通りかかった車から寺院の修復や行事などに使う費用などのお布施をお願いしている。この光景はミャンマーのどこでも見られ、かなり田舎の道でもやっていた。


161112ミャンマー ニャウンシュエのワイナリー

ニャウンシュエのちょっと郊外に「Red mountain」というワイナリーの看板があったので登っていく。カローでミャンマー産ワインを見たが、ここのワインだろうか。白人の観光客たちはおいしそうに試飲していたが、当方、下戸なのでワインには全く興味がなく、ブドウ畑をみて下山。


161112ミャンマー インレー湖

さらに先を行くと、山の中腹にパゴダの仏塔が見えるので上がっていった。先ほどのワイナリーからはインレー湖が見えなかったが、この辺までくれば湖が見える。すでに日没寸前で、雨雲が湖の上空を覆っている。まだ雨季は明けてないようだ。




161112ミャンマー ニャウンシュエ

ニャウンシュエに戻り夕食。中心部に見かけおしゃれな「Smail」というお店があったので入ってみる。最近ミャンマーでもこのような店装が増えてきたみたい。無難そうなミャンマー料理を頼んだが、まあ普通のお味かな。

投稿者: asiansanpo

元読売新聞東京本社写真部。2016年3月、早期退職し、アウンサンスーチーの新政権が誕生したミャンマーに移り住み、1年半にわたり全土を回りながらミャンマーの「民主化元年」を撮影。2018年9月からは、エベレストのふもと、標高4000㍍の村で変わりゆくシェルパ族とともに9か月間生活した。日本では過疎地を拠点とし、衰退していく地方の実態を体験している。

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