ミャンマーツーリング。今日は一日、ンガパリビーチで楽しむ。昨日はゲストハウスに泊まったが、せっかくだがらビーチ沿いの高級ホテルも体験してみたいと思い、宿を移動。ンガパリは2016年にトリップアドバイザーでアジア3位のベストビーチに選ばれている。どんなビーチか楽しみだ。
ゲストハウスから早朝散歩
午前6時半、ゲストハウスから歩いてビーチまで歩く。早朝、まだほとんど人がいないが、よく見ると大きなリュックを枕に白人のカップルが寝ている。早朝にンガパリに着いて、宿探しを待っているのだろう。こういう旅は好きだ。
やがて浜には朝の煮炊きをする炊事の煙が漂ってくる。その中を物売りの女性が頭にかごをのせながら歩いている。大きな袋を持って歩いている子供たちは、浜に落ちているカンなどを拾って生活の足しにしている。
ビーチの北の端まで歩いて行くと、ちょうど飛行機が着陸した。空港はビーチのすぐ近くにあった。これはヤンゴンなどから来る観光客にとって便利だ。
ゲストハウスに戻り朝食。宿は平屋建てで、朝食は屋上で食べる。周りは村の家々に囲まれており、海が見えないのが残念だ。朝食はおしゃれでおいしい。特にパンはミャンマーで今まで食べた中で一番おいしかったが、聞くと高級ホテルのパンをもらい受けているという。
高級ホテルに移動
昼過ぎ、ゲストハウスからサンドウェ・ビーチホテルという、海岸沿いに並ぶ高級ホテルに移動。敷地内にはコテージタイプの部屋が並び、客室もかなり広い。もちろんバスタブも完備。ただ、他の国のビーチリゾートのホテルと同じで、ミャンマーらしさというものはない。快適だが、個人的にはミャンマーらしさを体験できるゲストハウスも悪くないと思う。チェックイン後、早速、ホテル前の海に泳ぎに行った。
アジアベストビーチに選ばれるだけあって、ビーチで楽しんでいるのはほとんどが欧米人の観光客だ。浜は遠浅だが、水はそれほど透き通っているといった感じではない。ビーチの中央に岩場があり分断されている。
ビーチ沿いのホテルはそれぞれ趣向を凝らしてリゾートを演出している。
ヤシの木の中のコテージも風景の一部となっている。ホテルによってコテージのデザインもかなり違っており、それだけ見ながら歩いていても楽しい。
ビーチに飾られている小物も南国っぽい。傘はパテインの特産。パイナップルやヤシはおいしそう。
ビーチでは屋台もいっぱい出店している。砂の上に直に置かれた買い物籠はミャンマーらしいお土産物。中にはギャラリーもある。
夕方になり、物売りの人たちものんびり、浜に座り込んでお話。ンガパリビーチはリゾートとしては観光客も少なく、ホテル以外に楽しめるような娯楽施設も何もない。しかしこの何もないのが欧米人に人気で、アジアベストビーチに選ばれた理由だろう。
やがて夕日が海に沈んでいく。昨日以上にきれいな真ん丸の夕日だ。
夕食はせっかくだから宿泊しているホテルのレストランでとる。メニューはいろいろな西洋料理が並んでいるが、この先の地方ではイタリアンは食べられないだろうから、昨晩のピザに続いて今晩はパスタにしてみた。久しぶりのミートソースは滅茶苦茶うまかった!