3400㍍のかつ丼

3週間ぶりにナムチェバザールに買い出しに出かけた。よく3週間も買い出しに行かないで食べるものがあったなと思うが、近所の方からポテトや菜っ葉をもらったり、家の中に残っていた米や小麦粉を食べながら食いつないでいた。まるでネズミのような生活(笑)。昨年滞在していた時に、この家には米や小麦粉が残っているのは気付いていたが、ここの大家が25年前にカトマンズに移ってから住んでいないと聞いていたので、これらの食

3月末なのにアチュー!(寒い)

昨夜から天気が急激に悪くなり、雷鳴轟く中、雪が降り出した。村の人も、もうそろそろ春だろうと思っていた3月末なので、ちょっと積もったらすぐ止むだろうと思っていたら、そのまま降り続き、大雪になってしまった。村は一転、冬景色。 夜明け前、目が覚めてしまったので外を見ると、前に積もったときよりも断然、積雪が多い。登山靴なんて持ってないので、普通の靴だと雪が靴の中に入ってきてしまうほどだ。 この時は雪が止ん

こんな山奥で日本のランドセル必要かな?

隣村のクムジュンに買い物ついでに、再びクンデに戻ってきたという挨拶をしにクムジュンスクールに行った。そうしたら、すれ違う生徒たちが日本で使われているようなランドセルを背負っている。昨年まではランドセルを持っている生徒なんて一人もいなかったが、先生に聞いてみたら、日本のNPOが寄付してくれたのだという。 先生によると、高校生を除く生徒全員にランドセルを寄付してくれたのだという。それだけで200個以上

「老後資金はいくら必要?」の無意味さ

昨日の雪でやることがなくなったので、久しぶりに日本のニュースを見てみた。富士山よりも高いところでネットが通じること自体すごいことだ。 それで気が付いたことは、流れている話題の中で、「老後資金はいくら必要か」というテーマが多いことだ。僕自身、52歳で勤めていた会社を早期退職しているので、このテーマについて深く考えた時期がある。また昨年、1年間にわたり伊豆の限界集落で暮らしていた時も、日本のニュースに

クンデ村、雪で冬に逆戻り

3月も半ばを過ぎた18日、そろそろ春がやってくるかな、という淡い期待を打ち砕くように、雪になった。しかもどんどん積もっていく。クンデ村は冬に逆戻りしてしまった。 今日は朝、起きてみると、雲は多かったが太陽は照っていた。それが午前9時前、パラパラと雪が舞い始めたと思ったら、屋根に音をたてながらどっと降ってきた。裏山の中腹にあるクンデゴンパ(寺院)は雪でかすんでいる。畑の残雪はほぼ消えかけていたのが、

遭難騒ぎで思ったこと…、登山者の常識って何?

先日、僕がいるクンデ村で遭難騒ぎがあった。うちによく遊びに来る3歳の女の子の父親が「日本人が滑落したので、これから現場に向かう。娘をしばらく預かってほしい」と言ってきた。すでに日没後であたりは薄暗くなってきている。これから遭難があった現場に向かって危なくないのかと思ったが、その父親はエベレストに4回登頂している山のエキスパート。遭難現場もよく知っているということで、救助要請されたという。滑落したの

教えて、高地で揚げ物する方法?

先日、この地方の特産であるジャガイモ(というか、この高地で寒い地域ではジャガイモしか育たないのだが…)が手に入ったので、さっそくサモサを作ってみた。しかしこれが大失敗。昨年の滞在の時も、コロッケを作ってみたが、どうもうまく作れなかった。いろいろ考えてみると、やはり富士山よりも高い標高が影響しているのではないかと思うのだが? そもそも、今回ジャガイモを入手するのが大変だった。昨年はクンデに来たとたん

我が家にトイレができた!

ついに我が家にトイレが設置された。昨年の2か月半の滞在の時は、トイレなしの生活をして、自分でもよく我慢できたな…(2か月半、出さなかったという意味ではありません)と感心したが、これでやっと落ち着ける。 といっても、ちゃんとしたトイレではなく、テント型の簡易トイレですが。近くに住むガイドをやっている方がテント型トイレを持っていたので貸してもらいました。 ただ、組み立てる時に、どうしてもポールがどう組

プジャごはん

またまた土日に行われたクンデ村のプジャ(祈祷)についての話題だが、忘れられない体験が2日間にわたり出された毎度の食事。村人でない僕も毎回ごちそうになった。その食事は特別なものではなく、シェルパ族が普段家で作っている素朴なものなのだが、ゴンパ(寺院)のお堂の中でラマ教の僧侶といっしょにいただいた食事は、格別においしかった。食事はその雰囲気によって全く違ったものになる。 まず、初日のお昼はネパールの国

シェルパの民族衣装、かっこいい!

クンデ村のプジャには村人たちはシェルパ族の民族衣装を着て集まってきた。これがなかなかかっこいい! シェルパ族の顔立ちは日本人に似ているが、なかなか男前の方が多いような気がする。 この帽子はチベットからのものだという。この辺では作ってないらしい。 それにしても、ヒマラヤの絶景の中で、この民族衣装は似合いすぎてる。

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