この際、子猫を徹底観察!

前にシェルパの3歳児と子猫の観察のことを書いたが、その後も子猫は毎日うちに泊まっている。もう自分の家だと思っているに違いない。 先日の夕方、家からそう遠くないところまで子猫といっしょに散歩をしたのだが、あまり気にもせずに家に帰ってきてしまったら、子猫がついてきていなかった。まあしばらくしたら帰ってくるだろうと思っていたら、雨が降ってきてしまった。あたりは薄暗くなってきて心配していたら、びしょぬれに

青空ギャラリー、毎日新聞静岡版に掲載

プチ移住しているクンデ村で、先日から始めている「青空ギャラリー」が、12日付け毎日新聞静岡板に掲載されました。 ちなみに今回、クンデ村に来る前にカトマンズでも取材をしてもらい、ネパールの英字紙「カトマンズポスト」に掲載していただいております。 今回の「青空ギャラリー」では、いくつかの試みがあります。一つは、世界遺産にも登録されているヒマラヤを借景として写真を展示してみるということ。美術館や博物館な

シェルパの子猫と子供の観察に癒される…

4月も半ばになろうというのに、プチ移住しているクンデ村は雪が降っては消え、消えてはまた積もるという天候が相変わらず続いている。 春はもうすぐ…と思いながら、気温は一向に上がらず寒い!そんな中、家から外に出ることも少ないのだが、家の中にいても最近、ちょっと癒される出来事がでてきた。昨年、うちにちょくちょく遊びに来ていた子猫がまたやってくるようになったのだ。 実はこの子猫にはそっくりな兄弟?がいるのだ

雪の中、ジャガイモ植え付け

4月に入ったのにまた雪。3月初めから雪が積もっては消え、消えては積もるという天候が続いていて、一向に温かくならない。そんな中、クンデ村ではあちこちでジャガイモの植え付けが始まっている。この地域は寒い高所で、ジャガイモしか育たない土地柄。ジャガイモは昔から村人の主食である。今日も雪の中、みんなびしょぬれになりながら農作業をやっている。寒そう…。 ジャガイモの植え付け作業はなかなか大変そうで、村以外か

3840㍍でアウトドア―・ギャラリーを開いてみた

今、プチ移住しているクンデ村で、アウトドア―・ギャラリーを開いてみた。昨年滞在していた時に、クムジュンスクールに寄贈するためのプリントを11枚作って持って行ったのだが、ただ寄贈するだけではつまらないので、クンデ村やゴーキョなどで展示してみたところ、なかなか好評だった。そこでクンデ村の正面にそびえるタムセルクやカンテガなどのヒマラヤの山々を借景にして写真を置いて見たらどんな感じになるのだろうかと、あ

3400㍍のかつ丼

3週間ぶりにナムチェバザールに買い出しに出かけた。よく3週間も買い出しに行かないで食べるものがあったなと思うが、近所の方からポテトや菜っ葉をもらったり、家の中に残っていた米や小麦粉を食べながら食いつないでいた。まるでネズミのような生活(笑)。昨年滞在していた時に、この家には米や小麦粉が残っているのは気付いていたが、ここの大家が25年前にカトマンズに移ってから住んでいないと聞いていたので、これらの食

3月末なのにアチュー!(寒い)

昨夜から天気が急激に悪くなり、雷鳴轟く中、雪が降り出した。村の人も、もうそろそろ春だろうと思っていた3月末なので、ちょっと積もったらすぐ止むだろうと思っていたら、そのまま降り続き、大雪になってしまった。村は一転、冬景色。 夜明け前、目が覚めてしまったので外を見ると、前に積もったときよりも断然、積雪が多い。登山靴なんて持ってないので、普通の靴だと雪が靴の中に入ってきてしまうほどだ。 この時は雪が止ん

こんな山奥で日本のランドセル必要かな?

隣村のクムジュンに買い物ついでに、再びクンデに戻ってきたという挨拶をしにクムジュンスクールに行った。そうしたら、すれ違う生徒たちが日本で使われているようなランドセルを背負っている。昨年まではランドセルを持っている生徒なんて一人もいなかったが、先生に聞いてみたら、日本のNPOが寄付してくれたのだという。 先生によると、高校生を除く生徒全員にランドセルを寄付してくれたのだという。それだけで200個以上

クンデ村、雪で冬に逆戻り

3月も半ばを過ぎた18日、そろそろ春がやってくるかな、という淡い期待を打ち砕くように、雪になった。しかもどんどん積もっていく。クンデ村は冬に逆戻りしてしまった。 今日は朝、起きてみると、雲は多かったが太陽は照っていた。それが午前9時前、パラパラと雪が舞い始めたと思ったら、屋根に音をたてながらどっと降ってきた。裏山の中腹にあるクンデゴンパ(寺院)は雪でかすんでいる。畑の残雪はほぼ消えかけていたのが、

遭難騒ぎで思ったこと…、登山者の常識って何?

先日、僕がいるクンデ村で遭難騒ぎがあった。うちによく遊びに来る3歳の女の子の父親が「日本人が滑落したので、これから現場に向かう。娘をしばらく預かってほしい」と言ってきた。すでに日没後であたりは薄暗くなってきている。これから遭難があった現場に向かって危なくないのかと思ったが、その父親はエベレストに4回登頂している山のエキスパート。遭難現場もよく知っているということで、救助要請されたという。滑落したの

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