堯英上人の記録には、遺骨収集を撮影した写真が保存されている。上の写真はロイコーでの遺骨収集の様子。固い土を掘り返す作業は大変で、交代しながら進めていったようだ。昼食は護衛の兵士に守られながらということだが、そもそもロイコーに外国人が陸路で入れるようになったのが2年前のことだ。この当時、ここに入ること自体、かなり危険だったに違いない。
上の写真はカローの街。左が堯英上人が撮影した写真。右が現在のカローの街並み。比較すると、家々は増えているようだが、街並み自体はあまり変わっていないようだ。ミャンマーは長い間、軍事政権が続き、半鎖国政策や外国からは経済制裁を受けてきたので、40年以上たった今でもほとんど発展していない。