チン州脱出、平地に降りる

ミャンマーツーリング。チン州の州都ハカを出発し、山道を下っていくと、平地に降りたところでマグェ管区に入る。砂埃にまみれたチン州の道も、舗装された道路に変わる。つくづくチン州は交通インフラが遅れた州だと実感する。

ハカの早朝

午前6時半、ハカの市内見学に出かける。市内の中心には時計塔があるが、てっぺんには何やら鳥のモニュメントが飾られている。

日が昇ったばかりの街中に、荷物を満載したバスが走り抜ける。どこまで行く長距離バスかは知らないが、こんなに早く出発して行くんだ…。しかしバスも古そうだが、荷物の量もすごい。

市内には日本が援助した学校が建設中。昨日の道路工事といい、こんな山奥で日本の国旗を見るとは…。

街中で、市民が次々と店の中に入っていき、揚げパンを手にして出てくる食堂があった。きっとおいしいのだろうと思い、朝食は揚げパンにした。揚げパン自体は普通だったが、地元の人たちに愛されているんだなとわかる食堂だった。

再びチン州の悪路

午前10時20分、ハカを出発。この先、どこでガソリンが給油できるのかわからないため、ガソリンスタンドに寄る。といってもご覧の通り、極めて原始的な給油の仕方だ。こんな山奥までガソリンを運んでくるのが大変だ。

ハカは山奥にしてはかなり大きな街だ。ここまで来る道がひどいため、よくこれほどの大きな街が作れたもんだと感心する。

昨日もひどい道だったが、今日も同じくひどい道が続く。山全体が崖崩れを起こしているところもある。

しかしちょうどきれいな花が咲いていた時期で、思わず止まってしまう。日本の桜のような花と、真っ赤な花。同じ時に並んで咲いてくれるなんてありがたい。

チン州の終わりに近づいても、道は悪路だった。砂埃で前は見えない。

午後2時半、ハカから95キロ走り、チン州とザガイン管区の境を通過。ここにはチェックポイントもなく、ただ鳥の絵が描かれた表示があるだけ。そういえば、ハカの時計塔の上にもこの鳥がいたな。

今晩はガンゴーという街で

州境から1時間走ってガンゴーという街に到着。時間的にはこの街で泊まった方がよさそう。街に唯一あったホテルに入る。着いたとたん、真っ白だったバイクを見かねたのか、ホテルのスタッフが洗車してくれた。

まだ夕方まで多少時間があるので、バイクで街中を見学。といっても歩いて回れるほどのものすごく小さな街だ。仕方ないので街の郊外に出ると川が流れていた。

川では女の人たちが洗濯をしながら水浴びをしている。その横で子供たちが水遊びをしている。

川を渡ったところに、ミャンマーでよくある水飲み用の壺が置いてあった。この壺を置いてあるところが笹の葉できれいに囲われていて、村人たちが大切にしているのがよくわかる。

近くに歩いて渡れるだけの大きなつり橋が架かっていた。その橋が夕日に照らされている。今日も一日無事暮れていく。

帰り際、食堂があったので夕食をとる。今日も昼食は食べていないので腹ペコだ。この小さな村では外食なんてあまりしないだろうから、店はがらがら。メニューからカオスエと春巻き2本を注文。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です