チンドウィン川のほとりカムティ

ミャンマーツーリング。明日のマンダレーへの飛行機待ちでカムティで一日を過ごす。カムティは歩いて回れるほどの大きさなので、街を流れるチンドゥイン川をしばしクルーズ。

カムティの朝食

ラヘーでの寒くて厳しい生活から暖かい低地に降りてきたので、朝はちょっとゆっくり目の起床。午前8時45分、ゲストハウスから外に出て通りに出ると、街角で揚げパンを作っている。

ミャンマーでの朝食は、この揚げパンがあれば十分。

食堂の前にはボロボロのバイクが止まっている。スタンドもないため、木の棒で支えている。日本ではまずお目にかかれないバイクだが、こんなになっても動くことが信じられない。一方、真新しいオフロードバイクはヤマハのトリッカー。ミャンマーではヤマハのDTやトリッカーのコピーバイクが普通に走っているので、このバイクもコピーだと思っていたが、よく見るとヤマハ製の本物だった。なぜこんな山奥にある?

カムティ市場

揚げパン屋の目の前はカムティの市場。まだ朝の光が差し込む市場に、買い物客が次々と訪れる。大量の品物を背負って運ぶ人、車の荷台に積み込む人、いろいろいる。

市場にはいろいろなものが売られており、ここに来ればこの地域で生活するには大抵のものがそろう。このカラフルなものは初め、何なのかわからなかったが、パスタのようなものらしい。

日本刀のような刀が市場の軒先にぶら下がっている。抜いてみると、いかにも切れ味鋭い刃物が出てきた。こんな刀で首狩り族は戦っていたのだろうか?

市場の近くにはちょっとした運動場があり、その中心に小さな塔がある。これはミャンマーの地方都市でも時々見かける独立記念塔。カムティの街も小さいが、その街の大きさに比例して、この塔も他の街のものと比べるとかなり小さい。

ゲストハウスに戻り、荷物をまとめて宿替え。昨日は満室だったが、今日は部屋が空いているということで、カムティの街で唯一のホテルに移動する。来てみると、まだ建設中。それでも営業してしまうのはアジアの国の常識。

チンドウィン川

ホテルで一休みした後、チンドウィン川まで歩く。相変わらずゆったりとした流れの中を、胴体が長い船が行き来している。市場があるカムティまで買い物をしに来る村人たちが乗船している。

川辺にはいろいろな車が走っていた。この車は、耕運機のエンジンの後ろに車体を取り付けてトラックのようにしている。車体に漢字が書かれているので、おそらく中国で製造された車なのだろう。なかなか安上がりでユニークな車を作っている。

こちらは耕運機に荷台を付けた3輪車で、これはミャンマー各地で見かける。仏教国だけあって、仏さまの絵が描かれている。

船にはなぜか「ニッサン」だとか「ミツビシ」といった日本車のメーカー名が書かれている。手書きというところが嘘っぽいが、船になぜ車のメーカーなのか、よくわからない。

停泊中の船では人々はのんびり過ごしている。川沿いは吹く風も涼しい。

昼過ぎ、女の子たちが川で水浴びをする。緑色のロンジーは学生なので、学校が終わってさっぱりしに来たのだろう。

川では人だけでなくバイクも水浴び。小舟に乗る家族は、子供に舟の操り方を遊ばせている。こうして小さいころから無意識に舟の操作の仕方を覚えていくのだろう。

クルージング

チンドウィン川のほとりにいたら、川に出てみたくなってきた。小舟が停泊しているところに行き、暇そうにしている船頭にお願いしたらOKだったので、クルージングをすることにした。

乗船した小舟はチンドウィン川の真ん中あたりまで出ていくと、流れに身を任していく。

しばらく行くと、両岸で橋げたのようなものを作っている。どうやらここに新しい橋ができるらしい。こうやって人々の生活はよくなっていくのであろうが、一方でフェリーなどは消滅していく。経済発展とともに昔ながらの風景が消えて行ってしまうことは寂しいことだ。

1時間ちょっとのクルーズだったが、結構楽しめた。戻ってきたら、水辺には女性陣が集まって洗濯している。

裸で作業をしていた男の肩には、ちょっと芸術的な入れ墨が彫られていた。この図柄はナガ族なのであろうか?

夕方、ホテルに帰る前に川近くの食堂で夕食。この食堂は中華料理だった。棚には外国の酒が売られてる。ミャンマーではかなり高級な酒で、地元の金持ちたちがこの食堂を利用していることが分かる。

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