ミャンマーツーリング。モンユワからツーリングの拠点となっているマンダレーに戻る。今回はカチン州、チン州とミャンマー北部を周ってきた。すでに気温は40度を超えて、一年で一番暑い時期を迎えている。
モンユワの日本人墓地
午前8時45分、ホテルを出発。市内に日本人墓地があると聞いていたので行ってみたが、ものすごくわかりづらい。しかもそこはゴミ捨て場となっていた。ミャンマー人の仏教徒は人が死んだら生まれ変わるという死生観なので、墓というものを持たない。骨はゴミとして捨てられるのだが、まさに墓がゴミ捨て場となっている状況は、日本人の感覚からするとやりきれない。
マンダレーへ向かう
道の分かれ道のところに、緑と青のカラフルな小さな小屋みたいなものがあり、そこで女性がお供え物を置いていた。何かと思って止まってみたら、中にはかわいらしい神様が2体祀られていた。神様というよりはお人形さんのような表情だ。ピィーの神様とも違うようだが?
川岸では子供たちが元気に遊んでいる。今は学校が暑い時期の長期休み中。髪の色が金髪のヤンキー少年とその横に将来の美女がいた。
道端で、野ウサギがつるされて売られていた。何人かが売っていたので、この地域では野ウサギが獲れるのだろう。こんな道端で買う人がいるのかと疑問に思っていたら、車が止まり品定めをする客がいた。どうやらおいしそう…。
正午前、ザガインの街に入る手前に、お椀をかぶせたような形の変わった仏塔が見えた。カウンムードー・パヤーという寺院だが、別名を「オッパイ寺院」と呼ぶらしい。確かにそういう形をしている。昔の写真があったが、かなり荒れ果てている。最近までは白かったというが、今は真新しい金色に輝いている。
参道にはタナカが山積みにされて売られている。この近くのシュエボーもそうだったが、この地域はタナカの産地のようだ。タナカを水でとぐ平らな石も山積みにされ売られていた。