タイのハーレー軍団

ミャンマーツーリングをお休みして、タイ北部ミニツーリング。チェンライからチェンマイに戻る途中で寄ったガソリンスタンドで、なんとハーレー軍団に遭遇。ピカピカの新車が30台ほど並んでいる。日本でもハーレーは200万円以上する高級車だが、タイではもっと高くなり、日本円にして400万円以上する。その高級車を買える若者たちがこんなにもタイにいるのに驚いた。

チェンライからチェンマイに


タイ チェンライーチェンマイ

2泊したチェンライを午前8時20分に出発。チェンライから直接バンコクに通じる幹線道路の国道1号線を少し走ってから、国道118号線に入る。チェンマイまで通じる道は、片側1車線だがミャンマーと違って舗装はきれいにされており、すこぶる快適に走れる。




タイ チェンライーチェンマイ ガソリンスタンド


タイ チェンライーチェンマイ ガソリンスタンド

24キロ走ったガソリンスタンドで給油する。タイのガソリンスタンドは、日本と同じようにお店が併設されている。コーヒーのチェーン店「カフェ アマゾン」があったので、朝食がてらケーキをいただく。どうせチェンマイまでは200キロほど。道もいいし、ゆっくり走っても余裕だ。

ハーレー軍団


タイ チェンライーチェンマイ ハーレー

さらにチェンマイ目指して走っていた途中のガソリンスタンドに、ハーレーがいっぱい停まっているのを見かけた。ハーレーは趣味ではないため乗ったことがないが、こんなにも車種があるのかと驚いてしまうほど、様々な形がある。それ以上に、こんな高級車に乗れるタイ人が存在しているのに衝撃を覚える。


タイ チェンライーチェンマイ ハーレー




タイ チェンライーチェンマイ バイク

数は少ないが、こちらは日本のカワサキのオフロード車。ハーレー軍団に駐車場を占拠されているため、片隅の方にひっそりと停められているのが、オフロード車愛好者としては何とも悲しい。しかしこの新車もタイヤがモタードタイプでオンロード使用となっている。日本でもそうだが、アジアでもオフロード車は人気がないという。


タイ チェンライーチェンマイ カフェ

このガソリンスタンドにはコーヒーのチェーン店「ブラック キャニオン」はじめ、いろいろなお店が併設されていた。ちょうどお昼にもなっていたので、ここでスパゲティの昼食を食べる。ミャンマーでは、スパゲティを食べられる地方都市は限られているので、考えられない贅沢。

温泉


タイ チェンライーチェンマイ 

ガソリンスタンドで1時間ほど休んだ後、さらにチェンマイを目指して南下。のんびりした田園風景の中、緩やかな丘陵地帯を走る。空は快晴、とても気持ちがいい。


タイ チェンライーチェンマイ クメール遺跡


タイ チェンライーチェンマイ 温泉


タイ チェンライーチェンマイ 温泉

走っていると、突然道沿いに遺跡が登場した。これはカンボジアのアンコール遺跡と形が似ているので、クメール遺跡なのではないか。昔のクメール帝国は現在のタイまでも勢力下に置いていたと聞いたことはあるが、こんなミャンマー近くまで勢力が及んでいたのかな?この遺跡のすぐ隣には温泉が噴き出ている。看板には日本語で「天然温泉」と書かれているところを見ると、チェンマイの日本人がよく入りに来るのだろう。タイ北部や南部では、意外と温泉が湧いている。入っていきたいが、ここで入ると走るのが嫌になってしまいそうだったので止めておいた。

チェンマイ到着


タイ チェンマイ


タイ チェンマイ BMW

国道118号線の沿道に家々が立ち並んできたなと思っていたら、かなり大きな交差点に出て、そこがもうチェンマイの北側に入ったところだった。角には大型ショッピングモールがあり、その前にはBMWの正規販売店があった。入ってみると、自動車とともにバイクも展示されている。これもハーレーと同じで高そう。ちなみに外国人が買えるかどうか聞いてみたところ、ワークパーミットがないと購入できないということだった。


タイ チェンマイ


タイ チェンマイ

チェンマイの宿は決めていなかったが、チェンマイ大学付近が最近、若者たちに人気のエリアということで、その周辺で探してみた。ホテルもいろいろあったが、普通の部屋の一室を宿として貸し出しているマンションもちらほらあったので、泊まってみることにした。ホテルの作りとは違って、1ルームマンション形式だが、安くて新しい部屋はなかなか快適。




タイ チェンマイ 食事

夕方、近くのショッピングセンターに行ってみる。中はかなり大きくて、いろいろな店が入っている。食堂街も充実していて迷ってしまうが、日本食レストランのカツカレーがおいしそうだったので、夕食はここに決める。おまけに鉄火巻きも注文。

投稿者: asiansanpo

元読売新聞東京本社写真部。2016年3月、早期退職し、アウンサンスーチーの新政権が誕生したミャンマーに移り住み、1年半にわたり全土を回りながらミャンマーの「民主化元年」を撮影。2018年9月からは、エベレストのふもと、標高4000㍍の村で変わりゆくシェルパ族とともに9か月間生活した。日本では過疎地を拠点とし、衰退していく地方の実態を体験している。

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