ミヤワディからモン州州都モーラミャインへ

モン州の州都モーラミャインは、ベトナムからつながる東西経済回廊のミャンマー側の出発点。今日走るタイ国境からの150キロの道がミャンマー側のルートとなる。といっても途中まではパアンから来た道を戻るので、目新しくはないのだが…。

早朝、ミヤワディで散歩

出発を前に、ミヤワディで早朝、ホテルの付近を散歩する。まだ午前7時前なのに、国境ゲート前ではお店が開いている。机にミャンマーチャットを山積みにしているので、両替商なのだろう。

タイのメソトで見かけた、荷台がバイクの前にある乗り物が走っている。タイ側に買い物に行くのであろう。荷物を満載した耕運機はやけにハンドルが長い。なんでこんなに長くする必要があるのだろうか?

東西経済回廊

午前9時40分、ミヤワディを出発。約40キロほどでコーカレイを通過。ここまではタイ・ミャンマー友好道路なので道は非常に走りやすい。途中の川に架かる橋も立派だ。

ミヤワディから60キロのところにあるKyondoという街を通過。ここの警察署前にはミャンマー語とともに英語で書かれた標識があった。「May I  help you」という文があるが、軍事政権が長く続いたミャンマーでは以前では考えられない文句だ。

Kyondoの街の郊外に大きな川があり橋が架かっている。その隣には浮橋のような仮設の橋が工事中。これも東西経済回廊の整備の一環なんだろうが、古くなった橋の架け替え工事のようだ。ASEAN内の貿易の要となるこの道の整備は最優先で行われるのだろう。

パアンの手前にあるEinduという街の手前でお昼になったので昼食を食べる。道沿いにあるローカルな食堂だが、ミャンマーカレーを頼むと副菜としていろいろなものが出てきた。典型的なミャンマースタイルの食事だ。

食べている間ににぎやかな鐘の音が近づいてきた。車が数台列になり、車の屋根には僧侶たちが何かお祭りのようなものを運んでいる。ミャンマーで時々見かける寺院の行事の一種だろう。

食堂の隣には小さな屋台があった。その隣にはこれまた小さな休憩所のようなものが付いている。暑い昼間、こういうところで休んだり昼寝したりするのが気持ちよさそう。

Einduでパアンに向かう道から離れ南下。地図上ではEinduまで来なくてもモーラミャインにつながる近道があったのだが、実際にそこに行くと、まだ舗装されていない道でかなり走りにくそうだったので、遠回りをしてきた。しかしこれが裏目に出た。Einduからしばらくすると道は荒れたダートとなり、こちらもとても走りにくい。どちらにしてもまだ全然道は整備されてなかった。この区間、とても疲れた。

約20キロほど過酷な道を走ってZathabinnという村で舗装した道路に出た。ここに大きな橋が架かっていたのだが、鉄板を敷いただけのつり橋で、対向車が来ると結構揺れる。しかも鉄板の間に隙間があり、下の川が見えるという、結構恐ろしい橋だった。

モン州の州都モーラミャイン

午後3時前にモーラミャインに入った。ガイドブックによると人口約30万人ということだから、ミャンマーではかなり大きい街だ。実際に街に入っても道が複雑で迷ってしまった。小さな街では道に迷ってもしばらく走っていれば道が分かるのだが、この街はなかなか難しい。

とりあえずタンルウィン川に出ればわかると思い、迷いながらも川に出た。対岸の島とを結ぶ橋が建設中だった。この川沿いの道は長く、川を眺めて走れる気持ちのいい道だった。

ちょうど川沿いに「ブリーズ・ゲストハウス」というところがあったので、ここに宿泊することにした。外観はブルーできれいそうだが、中は狭くて古かった。ただよかったのはバイクが屋内に入れられるので安心だ。

見事な夕景

マハムニパヤー

まだ午後4時なので、市内見学に行くことに。宿の人に聞くと、ここから近い山上にあるパヤーは夕日がきれいだということで行ってみた。坂道を上がっていって、まず手前にあるのがマハムニパヤー。

お顔まで黄金のマハムニ仏は立派。尼さんたちが前で熱心にお祈りをしていた。

チャイダンランパヤー

マハムニパヤーの並びにあるチャイダンランパヤーだが、山腹から上がるにもかなり高さがある。そのためエレベーターが設置されている。

境内に上がると変わった像が。ミャンマー人がここで記念写真を撮っているので、何かいわれがあるようなのだが…。その前で兄弟か夫婦か、ネコが仲良く座っている。

境内から見下ろすと、僧院らしい建物が数棟見える。しかし形が今まで見てきたミャンマーの仏教寺院とはちょっと違っている。なかなかおしゃれなのだが、これはモン式なのだろう。もともとミャンマーの歴史の中で、モン族が王朝を開き支配していた時代が長く、モン族文化はビルマ族の文化とは違っているのだった。

夕日も落ちてきて、境内から見下ろす風景も赤く染まってきた。宿の主人が言ってた通り、かなり美しい。チベットが源流で、長い距離を流れてきたタンルウィン川も、ここまで来るとかなりの川幅となっている。その水面もすでにピンク色だ。今日も一日無事に一日が終わろうとしています。感謝を込めて

合掌!

この寺院には夕日を見に、欧米人たちが結構来ていた。モーラミャインはヤンゴンからも一日で来られる距離だから、外国人観光客も多いようだ。

ここから見る夕景があまりにきれいだったせいか、余韻に浸りながら、外国人観光客もしばらく立ち去ろうとはしない。しばらくすると仏塔にも明かりが灯り始めた。昼間の暑さも収まり、涼やかな風が山上の境内を通り過ぎる。この寺院は本当に気持ちがいい。

ボンジーレストラン

山を下り、ゲストハウスに戻る。夕食はどこがいいかと宿の主人に聞くと、歩いて5分ほどのところにおいしいレストランがあるというので行ってみた。

川沿いにあるこの食堂は、観光客も来ていて地元の有名店のようだ。注文した料理は…写真を見て思い出そうとしたがよくわからない。どうもミャンマー料理は写真映りが悪く、おいしく見えないのが難点。

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