標高4800mで地元アーティストと共同展覧会開催

今回、タンボチェでマニ・リンドゥを見た後、ゴーキョまで足を延ばした目的は、シェルパ族のアーティストと共同で展覧会をしようという企画があったから。彼は標高4800mの湖のほとりに今年3月、ロッジを新設したが、その中に「世界最高地のシェルパギャラリー」として自身の作品を飾るギャラリーを併設した。共通の友人が彼を私に紹介してくれて、今回、そこで私の写真と共同で展覧会をしようという話が進んだ。 彼のロッジ

とにかく運ぶ!運ぶ!運ぶ!

富士山よりも高いところに住むシェルパ族。自動車道路などないので、物を運ぶのは基本人力。とにかく運ぶことが生活に欠かせない。 小さい子供のころから水くみに行き、年老いては家畜に荷を背をわせて、一生運搬という作業からは逃れられない生活だ。 エベレスト街道の物資が集まるナムチェバザールの週一回の市場。これだけの物資が各地から運ばれてきて、また購入した人々が各地に運んでいく。なにげなくかごにジュースを入れ

標高5300mまで上がってきた

タンボチェにマニ・リンドゥを見に出かけたついでに、そのままトレッキングをやってみた。今回の目的地はエベレストが見られるゴーキョピーク(標高5300m)。とりあえずはその拠点となるゴーキョ(標高4800m)まで登っていく。 タンボチェからは、深い谷をいったん降りて、対岸に渡りまた3800メートルまで上がっていく。3時間ほどで今晩の宿泊地ポルチェという村に着く。この村は名前の響きがなんとなくいいが、実

ネパールの標高3840mプチ移住23日目、一年に一度の仮面舞踊祭

10日ほど、クンデ村を離れて標高の高いところに行っていたため、ネットが通じず更新が止まってしまった。もうプチ移住してから1か月以上たったのだが、まずは先月26日にタンボチェで行われた年に一度の仮面舞踊祭についてアップします。 タンボチェはクンデ村から歩いて約3時間ほど、標高は3867mとほとんどクンデと変わらないが、いったんプンキテンガという川底まで降りて再び上がるのでけっこう着くまでかったるい。

ネパールの標高3840mプチ移住20 日目、コロッケ作り再挑戦

近々、縁があってクンデ村から上の方にちょっと数日間行くことになったので、家にある食材を消費することにした。といっても、大家さんのお母さんからいただいたジャガイモはまだ食べきれないほどあるので、先日うまくいかなかったコロッケ作りに再挑戦してみることにした。 まずは下ごしらえ。中に入れる玉ねぎを刻む。日本の玉ねぎは大きいが、アジアでは小粒の玉ねぎの方が多いような気がする。しかも生で食べてもうまい。パン

ネパールの標高3840mプチ移住18日目、満天の星空のエベレスト

午後11時頃、おしっこがしたくなって外に出た。前にも書いたが、この家にはトイレというものがないため、おしっこは外でする。そして外に出て驚いた。いつもは雲に覆われているのだが、この夜は雲一つなく、周りのヒマラヤの山々がくっきりと見える。 おしっこもほどほどに、さっそくカメラを持ち出して、深夜にもかかわらず村の中を歩き回る。もし誰かが見ていたら、絶対に不審者と思われるだろう。 月は満月に近いため、深夜

クンデの生活・寒さ

クンデの生活、今回は寒さについて。ここクンデ村は標高3840mのところにあるため、とっても寒いんです。まあ日本でいえば富士山の山頂とほぼ同じ高さなので、そこで暮らしていると想像してもらえれば、その寒さのすごさが分かると思います。 借りている家には暖房がないので、朝方の室温は今の時期で0度。これからどんどん寒くなっていきます。 朝、まだ日が出る前の外は、すでに葉っぱが凍っていて白くなってます。畑はう

ネパールの標高3840mプチ移住16日目、2回目の買出し

今日は金曜日。ナムチェバザールで開かれる市場に週一回買出しに出かける日だ。先週の金曜日はターメに小旅行に行ってしまったため、プチ移住してから今回で2回目となる。もう野菜などはなくなっていて、早く金曜日が来ないかなと待っていた。しっかりここで1週間分買い込んでおかないと、食べ物がなくなることが身に染みた。 前回と同じように、村のオバチャマたちにくっついてナムチェバザールに向かう。まだ朝早いためか、途

クンデの生活・トイレ

クンデ村の生活、今回はトイレについて。 実はプチ移住して一番困っているのは、借りている家にトイレがない事なんです!!! もともとはあったのですが、もう人がすまなくなって25年、外に設置されていたトイレはこわれてしまったが、誰も住まないのでそのままになっているんです。 で、僕はどうしているかって…、ご想像にお任せします(笑) さて、この地方のトイレはだいたいがこんな感じ。家の外にトタンや石などで作ら

ネパールの標高3840mプチ移住13日目、隣の家族と裏山に登る

今日は隣のロッジの奥さんと長男が裏山に登るというので付いていくことにした。出発は6時。単なるピクニックでなんでこんなに朝早いんだろうと思っていたら、今日は夫婦にとって暦上いい日だそうで(奥さんは誕生日に近いいい日”、出稼ぎに出ているご主人にとっては何の日かよくわからなかった)、裏山の尾根の上にたなびいている旗のようなものを新たに飾りに行くのだそうだ。 裏山を登っている途中、対面にそびえたつ名峰カン

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